市販製品を参考にする
さて、テーマはちゃんちゃんこを手作りする際の作り方ですが、実際の市販製品はどんなものがあるのか、これらを見ることがかなり参考になってくると思います。
子供のちゃんちゃんこで一番有名なのは何と言っても人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」が着ているちゃんちゃんこでしょう。これが着たくてしょうがないという小さい子供が大勢いるようです。
ネット通販では妖怪舎がアマゾンでこうしたキャラクター商品を販売しており、鬼太郎のちゃんちゃんこの再現品もあります。
デザインは黒い太いボーダーが3本にその間は黄色の身生地で、前結びの紐は赤という、そのものズバリの仕様になっています。まあこれを着れば鬼太郎になった気分を味わえるでしょう。
寸法は100～120cm用で、肩幅39ｃｍ、着丈42ｃｍですが、綿入り素材では肩幅40ｃｍ、着丈45ｃｍと若干大きくなっています。この寸法差は後から型紙を作るときに重要で、防寒用の厚手素材はタップリ目に仕上げるのがポイントです。ちなみに130～150cm用では、肩幅48ｃｍ、着丈47ｃｍとなっています。
キャラクターではないものでは総柄のキルト物が多いようです。重ね着で最後に羽織るように使えば、寒さの調整用にも最適です。
柄は大人用でしたら井桁柄のような純粋な和柄が使われますが、赤ちゃんや小さな子供用ということなら、市販されている可愛いプリント柄で色もピンクやブルーなどきれいな色の方が似合うでしょう。